「AIと旅するおっさん」の動画ではモキュメンタリーチックにするため、バイク用AIナビゲーションシステム(以下AIナビ)の実用性を考慮することもあります。
――こともあります、というのは、動画としての見栄えとしてフィクションな部分も多々あるという意味です。
以前、コメントで「こんなナビいたら事故るわ」というお声をいただきました。
もちろんそれは重々承知しております。
実際には不必要であろう機能も、エンターテイメントとして表現しています。
↓こちらは、AIナビのメイン画面構成です。
今回はアイコン、シンプルな表示の重要性について考えてみたいと思います。
その前に、AIナビにおける表示方式ですが
透過性ディプレイ製のシールド(シールドスクリーン)による、直接表示を想定しています。
つまりプロジェクターによる投影ではないということです。
ただアウターシールドを前提にするとオープン時、ナビが見えないという欠点もあります。
そう考えると、インナーシールド(インナーバイザー)に表示するのが現実的なのかもしれません。
ここで、実際にショーエイが発売しているHUD(ヘッドアップディスプレイ)スマートヘルメットの例。
OPTICSON | FULL-FACE HELMET|ヘルメット SHOEI
視認性を保ちつつ、ライダーの眼前に情報が浮かび上がる
チンガードに設置されたHUDモジュールから、右目元のコンバイナ(ディスプレイ)へライディング時に便利な情報が投影されます。表示情報は、目的地までの残距離やレーンガイダンスといったナビゲーション情報や、時計、電話発着信にも対応。使用にあたっては、バイク専用ナビゲーションアプリ『ツーリングサポーター』の「プレミアムプラス」コースへの加入が別途必要です。
情報は、視認性を妨げないサイズ/位置でライダーの視界に浮かび上がり、ライディングへの影響を最小限にします。さらにチンガード中央に調光センサーを備え、周囲の明るさに応じてコンバイナの輝度を自動調整。
任意に5段階の輝度調整や、クリア/スモークなどシールドの種類に応じた輝度を設定することも可能です。
さすが、よく考えられています。
考えるべきは、決してライダーの視界の邪魔にならないこと。
AIナビでは、道順はシンプルなアイコンで表示しています。
基本的にAIナビがバックグラウンドで起動しているので
音声案内がメインとなります。
また、会話による指示ができるので必要な情報は適宜、シールドスクリーンに
表示される想定です。
視界右上には、AIナビの状態を示すアイコンを配置。
フラッグアイコンの点消灯は、目的地を設定しているかどうかを示しています。
VICSアイコンは渋滞情報の受信状況。
以上、勝手にAIナビ考察でした。
妄想にお付き合いいただきありがとうございました。
もしよければ、アイディア、意見などコメントいただけると幸いです。