AIと旅するおっさんブログ

AIと共存する世界の先にあるものとは

バイク用AIナビゲーションシステムを考えてみる②カメラとセンサー

全方位カメラ

AIナビは周囲の状況を把握するため、数多くのカメラとセンサーを必要とします。

正直なところ、道案内ナビとしてはそこまで情報を取得する必要はないと思います。

しかし、家に帰るまでが遠足(旅)だとするなら、無事ゴールできるよう、運転サポートも必要となってくるのではないでしょうか。

 

SFのような話になりますが、個人的には右直事故ゼロシステムが必要だと思っています。

二輪に関係する右直事故の原因は距離感、速度を見誤った見切り発進が主だと思います。

対向車から発信される信号をバイク側のAIナビが読み取り、前方カメラ、上空カメラと合わせた情報から判断して、危険予測もしくは自動回避できれば、右直事故ゼロも夢ではないかもしれません。

 

バイクは素晴らしい乗り物だと思います。しかしその特性上、危険が伴っているのも事実です。その危険を減らすことができれば、より素晴らしいものになるのではないでしょうか。

 

 


シチュエーションが異なりますが、前方の交通状況をAIナビが把握していれば、

危険予測の精度も上がるのではないでしょうか。

 

カメラの参考として

最近発売されたApple Vision Pro 

 www.apple.com 

 

 

アップルヴィジョンプロでは12のカメラと5つのセンサー、6つのマイクが搭載されています。

(画像:apple

これでも、後方や側方の情報は取得できません。

ライダーの死角をサポートするためには、より多くのカメラが必要になることでしょう。さらに、それらの情報を瞬時に処理する能力も必要となってきます。

 

各種センサーと車体制御

快適なライディングをサポートするために、車体の状態把握や制御をAIナビ経由でできると良いと思います。

例えば、空気圧、エンジン、電気系統の異常を察知したり、路面状況に合わせたセッティングの提案もできるかと思います。

燃料噴射、点火タイミングマップもPCなしで、AIナビと会話によるコミュニケーションを通して調整できるかもしれません。

 

以上、カメラとセンサーのお話でした。

妄想にお付き合いいただきありがとうございました。

 

もしよければ、アイディア、意見などコメントいただけると幸いです。